「ねーなにしてるのセンセー!!仕事なんてどうでもいいから早く遊んでよー!!」
「…その我侭は何とかした方が良いですよ高屋敷君…かなり明確に殺意を抱きましたよ…」
「いっつも仕事してないのが悪いんじゃん。生徒ぶっ殺してる暇があったら仕事すりゃよかったのに」
「ああはいはい解りましたよ…もう少しで終わるので、待っていなさいな」
「はやくー!!」
「高屋敷君、全力で死ねと言っても良いですか?」
「いつも言ってるじゃん」
「本当に五月蝿い子ですねえ………よし、と…こんなものですか。…ほら終わりましたよ高屋敷君、何で遊んで欲しいのですか?」
「わーい!!あのねーあのね?PS3で遊ぶんですよぅー!!」
「嫌ですね」
なんで?!遊んでくれるって言ったのに!?!」
「ただでさえ仕事で肩が凝っているのですよ、この上どうしてゲームなんかで肩を凝らせなくてはいけないのです?」
「う゛ー…つまんないなー」
「っ…あー……本当に肩が凝りましたねえ…もう歳でしょうか」
「え?先生年とんないんでしょ?」
「だから、私は人間ですったら…どうして頑なに信じないのです」
「んー。あのねー肩こりはねー筋肉を伸ばすと良いんですって!」
「へえ…」
「だから、ストレッチすると良いんですよ。ミトコンドリアもね、筋肉が伸びて血流が良くなると、元気になるんですよ。センセもストレッチしたら良いですよー!!」
「そうなんですか…今までやったことがありませんでしたが、やってみましょうか」
「僕教えたげますよ!僕ストレッチ好きなんですよう♪体だってやーらかいんですよー!!」
「え?」
「…え?」
「…」
「…え?」
「高屋敷君…ちょっと失礼しますね」
「あ、うん…前屈?」
「…」
「…?…なに?どうしたんですか先生?」
「……柔らかい…ですねえ………本当に…」
「う、うん…」
「痛く、ないのですか?」
「うん…僕、前屈で床、余裕につくから…」
「…」


(バシンッ!!)


いたああああ?!!なになになになんでビンタすんのー?!」
「君にはサービス精神というものは無いのですか?!」
「わあーん!なんだかよくわからない理由で怒られてるよー!!」
「全く君という子は…!ここは押されて痛がる君とそれを気遣う私の音声をお伝えするところでしょうに…何の為にストレッチをやっているのですか?」
「体を伸ばすためですー!!っていうか誰にお伝えするのさ?!」
「…ま、それはこっちの話ですから…」
「先生なんか隠してるー!!」
「仕方の無い、空気の読めない君の為に先生が見本を見せてあげましょう。…ストレッチの得意な高屋敷君、まず初めに何をすれば良いのですか?」
「え?見本は…」
「まあまあ…良いから早く言って下さいな」
「…んと、まずはそのスーツ脱ぐんですよ。苦しいでしょ?」
「脱がなくてはいけませんか?」
「脱がなきゃ出来ないですよー」
「…解りました、これで良いですか?」
「うん」
「高屋敷君、床だと痛いのですが…」
「それじゃ…えと、そこのベットで。そっちの方が色々やりやすいし」
「そうなのですか?…あまり、こういった事の経験がなくて…」
「大丈夫ですよセンセ、ちょっと痛いけど慣れると気持ちいいですから。僕いっつもやってるし教えたげますよ」
「こう…ですか?」
「んー。それ、辛いでしょ?ここ持ってー…もーちょっと脚広げて?」
「っ!!」
「あ、ごめんなさい…痛かったですか?」
「…いえ、大丈夫です……っあ………く…!」
「無理しないで、センセ…こっちの方がいいかな」
「え……ああっ!?た、高屋敷君…っあ……やめ、て下さい…!!」
「ごめんねセンセ、ちょっと我慢して…ここ過ぎたら痛くないから……んっ、しょ……」
「痛つ…っ…………あ…」
「もう痛くないでしょ?安西先生」
「ええ…大丈夫です」
「えへへ、ここ気持ちいいでしょセンセ?」
「き、気持ち良いですが…く……触らないで下さいな…」
「他のも試してみますかー?僕はこんなの好きですけど」
「っあ!う、あ…動かさないで下さい……痛いです、から…」
「んー…でも動かさないと出来ないしー…これ難しかった?」
「君と違って…く…慣れてないのですよ…ん……無理をさせないでっ…」
「あははーなんかセンセ可愛いですね♪えいっ!」
「んあアッッ!?!た、高屋敷く…」
「えへへ、いっつも僕に意地悪してる仕返しですよー…(ドゴメキャ!!)おぐうぶアゲえっっ!?!
「あんまり調子に乗っていると見世物小屋に売り飛ばしますよ、高屋敷君☆」
ごごごごめんなさいちょっと身体柔らかいからって調子こきすぎましたー!!
「まあ実際のところ、私も身体柔らかいのですけれどね」
「えー?!さっき硬そうにしてたのに!!」
「柔らかくないと難しい体位とか出来ないのですよ」
「…何の体位かは聞きたくないや…ふえ?なんですかそのポッケから出したの?」
「ICレコーダーです。さっきから録音をしていたのですが…聞いてみましょうか」




(『脱がなくてはいけませんか?』
『脱がなきゃ出来ないですよー』
『…解りました、これで良いですか?』
『うん』




『君と違って…く…慣れてないのですよ…ん……無理をさせないでっ…』
『あははーなんかセンセ可愛いですね♪えいっ!』
『んあアッッ!?!た、高屋敷く…』)








(…ピー…カチ、カシャン)







「…」
「…」
「さて、校内放送で流してきますか」
わああやめてくださいぃー!!!

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