「あ、あのー…安西先生」
「うん?」
「また僕床で寝るんですか?」
「?枕をあげたでしょう?」
「そんな、対してランクアップしてないですよ!ソファー貸してください」
「体臭が付くじゃないですか。その乳臭い体臭が」
乳臭くなんてないですー!!
「どうだか…まあ良いでしょう、ソファーで寝て構いませんよ」
「やった!ようやく人としての寝床に!!」
「はいはい、おめでとう御座います。騒いでないで早く寝なさいな」
「はーい、おやすみなさい安西センセ♪」









朝です、目覚めは普通です

低血圧な安西先生を起こしに寝室に行ってみると

寝てませんでした。と言うか居ませんでした


「ほえ?…安西センセ?どこ行ったんですかー…あ、書置き…」


  『高屋敷君へ
  少し用事が入ったので出掛けて来ます。ご飯は適当に食べて置いて下さい
  課題を出しておきますので、帰るまでに終わらせられるよう頑張って下さいね。』


「…(黒ミサか援助交際かどっちだろ…あ、マッドな学会かもなあ)…って言うか尋常じゃない課題の量!終わんないよう絶対……あーあ、今日は休憩無しでやろっと…」





(ガチャ)

「ただいま帰りましたよ、高屋敷君」
「あ、お帰りなさーい。ってええ?!もう帰ってきたんですかー?まだ全然終わってない!!」
「ほほう…終わらなかったのですか…」
「ご、ごめんなさい安西先生」
「いえいえ、良いですよ。気にして下さい」
え?……あ、あっと…センセ、コート掛けましょうか?」
「おやおや、よく気の付く子ですねえ〜」
「は、はい。褒めて頂いてありがとう御座います……っ!?!ななな何ですかその返り血ー!!?
「ああ、これですか?いえ実は要らない玩具を処分してきたのですよ。人に任せても良かったのですけれどね〜」
「しょ…処分?玩具?」
「ふふふ、高屋敷君の好奇心は素晴らしいですねえ…教師として嬉しいですよ。自分の命を捨ててでも知りたがるのですからね」
「わああ聞かない!聞こえないー!!
「大丈夫ですよ。高屋敷君はお気に入りの玩具ですし、壊したりはしませんから……
………今はまだ、ね」
いっいやあああああ!!やだやだやだあ!先生僕なんでもしますからそれだけは!それだけは止めてくださいいぃー!!!
「ははは、大丈夫ですったら。高屋敷君が可愛くて良い子のままでいればですけれどねぇ」
「解かりましたピーターパンの様に変化しませんから!僕死にたくないー!!」
「ん〜、良い子で可愛いですねえ…その調子で頑張って下さいね」
「あうう…」
「さ、晩ご飯にしましょうか。鶏絞めてきますので、お米研いで置いて下さいな」
「うええ、絞めるところからやるんですか?」
「ひよこの時から育ててましたけれど?」
「ああ、僕もいつかそんな目に会うんじゃないかと心配でたまりませんよ安西先生…」
「可愛さ余って食欲倍増。じゃ、お願いしましたからね☆(ガチャ、バタン!)







「…死にたくないなあ…」


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