「連載百回目と新年明けまして両方おめでとうございますー♪」 「たかが日付が変わっただけではしゃぐ君の頭が、御目出とう御座いますよ…」 「ちょ…ベタな皮肉言ってないでお祝いしてください」 「新年明けまして御目出とう御座います今年も宜しくお願い致します」 「心がこもってない!!」 「当サイトメイン【安西先生と僕】連載百回目という事で、オーナーの暇っぷりが良く解ります応援ありがとう御座います」 「…」 「大体区切りが良い時に祝うという風習の訳が解りませんねえ。付き合って三ヶ月記念だとか、馬鹿ですか?」 「センセ、話がずれてます。いいからもっと笑ってくださいよー!」 「今ここで君が死んだら笑えますね〜」 「(また一年こんな人と付き合うのか…)」 「まあ私とて祝う気が無い訳ではありません。ちゃんと年賀状代わりの記念フリー絵を用意してありますよ」 ■← 「あざとい!なにこれすっごいあざといじゃないですかー!!背景は適当だし」 「そりゃあ客相手ですものねえ…ニーズに答えてナンボです」 「ショタにケモノに優等生服半ズボン…首輪と白靴下。逆に引かれませんかこれー?」 「少し位飽和な方が良いのですよ」 「って言うかこれ…僕?」 「ええ」 「…」 「ま、元から君はショタキャラですから」 「いやあ!こんなのいやあああ!!また一年こんな扱いの年が始まるなんて!!」 「私だって本当は振袖を着る筈だったんですよ?」 「先生は良いじゃないですか、趣味と実益で」 「それを言われると返す言葉がありませんけれどねえ」 「あーあ…もうやってらんない…」 「そんなに暗い顔をしないで下さいな高屋敷君、お正月ですよ」 「祝う気ないくせに…あそうだ、安西センセ、お正月といえば?」 「…姫初め?」 「正月っからなに言い出すんですか!?もっとスタンダードのがあるでしょー?書初めとかー…」 「…筆下r 「もういい、もういいです先生。もう安西先生には期待しません」 「筆下ろしの何がおかしいんですか?!」 「言ったー!?言っちゃったよこの人!!」 「何を馬鹿な。おかしな連想をする君の方が破廉恥ですねえ正月早々」 「だ、だって先生が言ったら…」 「言い訳は結構。まあこっちに来て蜜柑でも食べましょう、日本人ならコタツに蜜柑ですね〜」 「うー…新年早々僕の方がおかしいみたいな展開になった。…わー掘りゴタツだ!!」 「ええ、足が楽でしょう?…そうそう、高屋敷君は口に蜜柑が丸ごと入りますか?」 「えー?そんなに口おっきいもんですか?」 「物は試しです。はいどうぞ」 「やぁん!こんなおっきいの入んないですよう…」 「ふふふ…カマトトぶって、いやらしい子ですねえ?ほらもっと口を開けて…私だってこれ位入りますよ?」 「だってそっちの方がちっちゃいじゃないですかぁ…」 「んー…本当に小さくて可愛い大きさですねえ…小ぶりの方が甘くて美味しいですよね〜」 「僕比べたことなんてないですよー…ちょ、やーですってば!入んないです、無理矢理突っ込まないでくださいったら !!」 「泣いても無駄ですよ高屋敷君?暴れたら余計痛いですよ」 「いやあ!裂けますってば!!」 「あっはは!可愛いですねえ高屋敷君…」 「…安西先生」 「ん?」 「ちょっとサービスし過ぎです」 「…良いじゃないですか、お正月ですし」 「だからこそ言ってるのに!ハメ外して後で酷い目にあうんですからー!!」 「ああ五月蝿い…この夏みかんでも口に突っ込んだら大人しくなりますかねえ…」 「ギャー!痛い!!重い!!痛いですって投げないでくださいよ…あいだああぁ!?死ぬ!正月早々夏みかん で撲殺される!!」 「餅を喉に詰まらせて死ぬ用のお雑煮も用意してますけれど?」 「いらない!いらないいらないもう知らない!!もうこんなのイヤぁ!先生僕の事なんて使い捨てのオモチャにしか思 ってないんだ!!もう安西先生の相方なんてやめてやるー!!ふあああーーん!!」 「あ…待って下さい高屋敷君」 「止めたって無駄です!!」 「……私が、君の事を玩具だなんて思っている訳無いでしょう?」 「え…」 「君には伝わっていないかも知れませんが…高屋敷君、私は君の事を良く出来た生徒だと思っていますよ。もちろん相 方としてもね」 「…」 「金銭で愛情を伝えるなんて、野暮かもしれませんが…お年玉。貰ってくれますか?」 「…気付いてたんですか?欲しがってたの…」 「一年も一緒にいたんですものねえ…大抵の事は、気付きますよ」 「安西先生」 「ん?」 「…今年もよろしくお願いします」 「ふふっ…ええ、こちらこそよろしくお願いしますよ」 「…まあペットだとは思ってますけどねえ〜」 「今年は一度でいいから感動オチにしてくださいよー!!」 |