「節分にクリスマスアケましておめデとうゴザイマス安西センセー♪きゃはははははは!!!」
「…?」
「ねーねーあンざいせんセィぃィ?先生はメクラナマズ好きですかー?僕はダいっ嫌いですヨぅ♪だってダって臭いし汚いしヌらぬらしてるシ!!あいつらが共食いしてる様を見るト僕ノウ味噌震えちゃいますー♪」
「……ああ…そういえば、今日の五時間目は薬学でしたねえ。何をどう摂取したんです?」
「あひゃはははははハハハハははははははハッハケひゃはははハハハハ!!!せんセどうしちゃったんですかー♪ウサギはナメクジなんて食べまセンよ?!そんなに一杯からだべっとべとにクッツケてもウサギはナメクジたべませんヨぅ♪ピンクの象もメクラナマズもタベないですぅー♪せんセどうしちゃったんですかー?」
「こっちの台詞ですよ。…アッパー系ですか…幻覚という事ならメタンフェタミン系で、注射痕がありませんしスニッフですか?」
かきひゃははへへふふふふあひゃははあはははハハはははははきゃはははーーーーーー!!!!
「高屋敷君高屋敷君、救急車とパトカーならどっちが良いですか?」
「キリンさーん♪」
「は」
「僕ツンボキリンさんがイイなぁーあははハハはハハはははははは!!!」
「はあ〜…まともな会話が成立しませんねえ…と言うか、放送禁止用語を多用しないで下さいな」
「近年では俗に言うところの『言葉狩り』が問題になっているんです。キチガイ野郎と罵る事が罪悪ならば、精神異常患者野郎と罵る事は罪悪ではないんですか?言葉を禁止する前に、人々個人のモラルを向上させなければならない事に如何して気付かないんですか!!」
「いきなり必要以上にまともにならないで下さいな。びっくりしてしまいましたよ」
「世を呪う唄は僕の十八番ですよぅ♪」
「ああ、また会話にならなく…」
「切り裂きジャックのジャックと、ハイジャックのジャックはオンなじですよね♪」
「ええ、ええ、そうですよ。だからもう寝て下さいな…構うのが面倒です」
「赤い花と透明な花、どっちが好きでスかー?僕はね、ドッチかトいうト右の花が好きです♪お月様がお空に刺さって空気が抜けると上が閉じて左が膨らんで下が囁いて横が蹴り飛ばして3600度方向からは恋が始まりを告げると同時に終わるんですよぅゥー!!」
「明日から口きいてあげませんよ」
「何でダメなんですか?宗教上の理由?」
「…」
「右目の無いササニシキが左の目を抉ったカラ?」
「良い子だから寝てくれませんか、本当にお願いですから」
「そうすれば先生は嬉しイんですかァ?」
「…?…ええ、まあ…」
「あふふあはは?じゃあゆうこときいたげるー♪」
「な?…何故服を脱…!?!さっ!触るのではありませんよ汚らわしい!!」
「どうしてエ?寝て欲しいって言ったじゃなにですかあ♪」
「き…気色の悪い…!!」
「道したの先生ィ?ホラ、僕なんでも言うことキキますよ?なにしてもいいんですよぉ?センセの好きにしていいんです…」
「あああ…高屋敷君高屋敷君高屋敷君何て醜いクソガキに成り果てたのですか高屋敷君まるで混沌スラムの少年娼妓ではありませんかこの売男吐き気が胃の幽門を押し破り器官を遡って酸鼻につきますよ高屋敷君そんな穢れた君を見ていたくなど私は決して決してありませんよ高屋敷君高屋敷君今すぐに殺してあげますからそこに動かないままじっとして下さいないいえこれは命令です中性子一つ分足りともそこを動くな高屋敷智裕!!!









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「ああ、ああ、ああ…高屋敷君。これで良いのですよ…これで君の純潔は永遠です」

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