彼は夢を見る 彼は毛布に包まって、すぐに寝息を立て始める
ある夜、彼は夢を見る 彼は彼女の顔に手を伸ばす こわばりが解れる様に穏やかに撫で 隣にそっと寄り添うと、彼女の汗で湿った背中に手を回し 彼女の頭を自身の胸に付け、彼女の手を優しく外した 髪を撫で、鼓動に合わせて背を叩き 大丈夫だと囁いた 彼女は少しずつ、真綿の様な柔らかさを取り戻し 穏やかな表情を浮かべる 彼女が寝息を立て始めたころ 彼は嬉しそうに微笑んだ 彼と彼女は夢を見る ―――――――――――――――――― 大変です、自分で書いたのに口から反吐と砂と砂糖が出てきました。 |