">「ああもう!安西先生遅すぎ!!って言うかバス行っちゃったし!!」
ヴァロロロロ
「こんにちは。高屋敷君。」
な!!バスで行くんじゃないんですか!?」
「何いってるんですか高屋敷君。そんなこと一言も言ってませんよ?」
「え…でも、このバス停集合って…」
「うるさいですよ。先生に口答えするなんて、先生許しませんよ」
「あっ、すいません!で温泉にはこのワゴンで?」
「えぇ。さあ、高屋敷君。助手席に乗って下さい☆」
「な、なんか怖い…じゃあ、お願いします。(バンッ)
「それでは、大きな声で『出発進行〜!!』と言いましょう!!」
「ぼ、僕もですか?」
「もちろん、二人で言うんです。言わないとどうなるか…ねえ?」
「はい!!言います、言います!!」
「それでは…いっせーのーで…」
「出発進行〜♪って言いだしっぺの先生も言ってくださいよ!!二人でって言ったじゃないですか!恥ずかしいな!!」
「高屋敷君は可愛いですね〜☆本当に言っちゃうなんて」
「先生が『言わないとどうなるか…』って言ったからですよ!!」
「それは君の勝手です。」
「あんまりだー!!これからが思いやられるよ!!」
ヴァロロロロン
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