海に着きました
今日は暑いので、海に入ったら気持ちよさそうです
魚とかいないかなあ?



「うあー…!!意外と人いるんですねー。もう夏も終わるのに…」
「繁殖期ですから」
「…」
「夏と言うと、誰も彼も狂乱期に入ってニャンニャンアンアン煩いったらないですよ…いっそ全員貞操帯でも付けさせましょうかねえ…?」
「い、いいじゃないですか…恋の季節なんですよー」
「交合いの季節も夏ですよね、おかげで六月の出生率は他の月に比べて非常に高く
「もういいです、そんな知識増やしたくないんで」
「そうですか?…じゃあ着替えましょうか」
「あ、僕下に着てきたんですよー。プール授業の基本ですよね!」
「替えの下着はどうしたんです?」
「…!!
「…帰りはノーパン。ですか…」
「い、言わないでくださいよう!!」
「ふう…馬鹿な子だとは思ってましたがここまでとはねえ…今年で幾つになるんですか君は?」
「…うう…」
「まあせいぜい心許無い感覚を楽しんで帰るんですね。猥褻物陳列罪で捕まらないようにして下さいよ?迷惑ですから」
うわーん!!












「…むう…(安西センセ遅いなあ…どっかで金持ちハントか人間狩りやってるんじゃないといいけど…)」
「すみません高屋敷君、お待たせしました」




「え?私ですよ私、安西です」
「僕の知ってる安西先生は女じゃないです」
「ああ…これですか?女装ですよ。いつも見てるでしょう?」
「いくらなんでも水着で女装するとは思わなかった」
「水着で女装する際の注意点はシリコンパットと地肌のキワを見せないタイプの物を選ぶ事です。下はハーネスやら前張りやらサポーターをつけても誤魔化すには少々力不足ですので、スカートタイプの物を選ぶのもポイントですよ。もしくはコツカケをマスターする事☆」
興味ねええ!!止めてくださいこんなウソ胸…うっわ生っぽい感触!」
「あん…ダメですよ高屋敷君、こんな人前で…」
「頬染めんなよ気色悪いなあもう!!」
「こんな美人に気色悪いとは…君の女性の好みは解かりませんねえ?」
だからアンタ女じゃないだろ!!?

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