| 
 【ふん…逆賊が何を馬鹿な。お前にはそれ相応の代償を払って貰うぞ】 
「良いですねえー決して勝てぬ相手に絶望を感じながら向かってきて下さいね、教頭先生☆」 
「いやああ!止めてくださいちょっとは平和的に事を済ませてくださいよ!!」 
『高屋敷君、だったか…すまんがそこの悪魔共を倒す為だ、死んでもらおう!!』 
「え?!ちょ、待ってくださ…うああああ!!」
  
(ドガッ!!)
  
『あがアアッ!!』 
「おやおや…いけませんねえ?集団を倒すにはまず一番に強い敵から…兵法の基本でしょう?」 
『ぐ……安西君…』 
「立って下さい教頭先生。今ので戦闘不能になる様な方ではなかった筈ですよ?」 
『確かに君には勝てない…しかし私はやらねばならんのだ!!』 
【ぬるい人間がよく吼える…遠慮は要らん、ぶち殺せ安西教員!!】 
「あ、安西先生!!」 
「もちろんそのつもりですよ…下がっていなさい高屋敷君、甘ちゃんの君に今一度、人間の殺し方というものを見せてあげましょう!!」 
「先生ー!!」 
 
 
 
 
僕は止めようとしてるんです。 
 |