………

……

う…なんか血生臭いです

どうやら地獄みたいです

まああんな学校に在学してたら地獄に落ちても…なばふっ!!?


「あ、起きましたか?」
ゴホッガ…ッガッハアアああぁ!!あぐうぅ…あ、安西先生?!?今蹴りましたよね?!!」
「だってあまりに君が起きないものですからねえ…もう閉会式始まりますよ?」
「え…だって僕もう死
「んでませんよ、君が大人しく五体満足で食べられたので帝王切開で取り出しました」
「ああ…その為に止まれって言ったんですか…」
「あの時止まってなかったら、今頃涅槃で食い千切られた手足を捜す羽目になってましたよ☆」
「もうリアクションする元気も無いです…」










生徒数は五分の一になってました

予想通り、今年は先生チームの優勝でした

あの後どうやって家に帰ったのか覚えていません

とりあえず、生きて帰れただけで幸せです

えらかったよ僕…









「…以上です、合計で二百三十七名になります」
【ふん…少し少なくはないか?】
「先方からは何人と?」
【四百だ】
「十分でしょう、これから行事もありますし」
【…まあ良いだろう……前にも言ったが、生徒に感づかれない様にな…】
「…はい…」

BACK