(ドスッドスッドチャッ!!グチュ…)

「ふう〜…まずは一人、と…」
「あ、ああ…ああああああああ……せ、センセ、助けてもらってなんですけ…ど、原形もとどめないのはちょ、と…」
「んー?何言ってるんですか高屋敷君?」
「…へ…?」
「まあ結果的には助けましたけどねぇ〜別にその気はありませんでしたよ」
「せ、セン…」
「生き残れるのは一人だけ…君に譲る気はありませんよ?ま、せいぜい余命を伸ばして下さい、ここは引いてあげますのでね。では」





あうう…今の所生き残ってますけど、参加者は三分の一に減ってます

大部分が安西先生の手によって死出の旅路へ発ちました

ああ、なんかもう勝負見えてるじゃないですか

せめて僕はこの手を血で汚さないまま死にたいです


「…高屋敷君…?」
うはああ?!!あああ安西センセえ!?いやああ寄らないでください!!」
「ははは、いやあいいところで会いましたねえ…今丁度武器を変えたところだったんです。日本刀が折れてしまったのでチェーンソーに…ねえ?」
ぎゃあああ!!ジェイソン!!ジェイソンがアア!!!
「あ…待って下さい高屋敷君、まだ電源入れてないんですから」
「待ったら殺されるじゃないですか!!(…チュイイイイ…ン)うわーーー!!作動させてるー!!!」






「ふふふ…さあ走って下さい仔ウサギさん?可愛い肢体を切り刻んであげますからね…」

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