ガララ
「安西先生ー高屋敷ですー」
「ああこんにちは高屋敷君、リンゴ食べます?」
「いえ、別に良いですけど…」
「そうですか?あじゃあ良いものあげます」
「先生の言う良い物はロクな物じゃないです」
「また君は可愛げの無い…あげませんよ?推薦と共に」
「わあなんだろう?!ケーキかな♪」
「はいどうぞ、チョーカーです」
「犬の首輪じゃないですか!!動物用の首輪は薬品が付いてるから人間に使っちゃダメなんすよ安西センセー!!」
「どこでそんな知識を得たのか知りませんが、大丈夫です。人間用ですからね」
「自分こそどこで買ったんだよ?!ってイタイイタイ!きついですっつーか外して下さい!!」
「あっはっは、よく似合ってますよゴン太君」
「もう犬扱いなんだ?!」
「ところでそのチョーカー、裏に私の名前が彫ってあるんですよねえ」
「僕ペットかよ!?いや下僕?!」
「先生の犬なんですからコーヒー買ってきてください、喫茶店で」
「宅配コーヒー?!いやですよこんな格好で校外出るの!!」
「…躾け様に鞭も買ってあるんですよねえ〜、一本ムチ」
「もろプレイじゃないですか!この上級者!!」
「いいからとっとと行って下さい。しばきますよ?」
「うわーん!!」
ガララ


「…カギ付きじゃないから、自分で外せるんですけどねえ…」
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