「安西先生ってば!!センセも校長も生徒で遊び過(ドガッ!!)うぐぅ!?…な、なにすんで…(ドサ……)
【…安西教員?ガガッ…生徒が近くにいるのか?……】
「ええまあ、可愛らしい仔犬が一匹…ねえ?大丈夫ですよ、今ミルクを飲ませて寝かし付けましたので」
【……ふん、一年の高屋敷か…寵愛するのも良いが計画に勘付かれ無いようにな……ガッ…ガ……生徒に漏れでもしたらどうなるか、解らない君ではあるまい?】
「ええそれはもう、細心の注意を払っておりますよ。お気に入りの玩具を壊されては堪りませんからねえ?」
【…そうは思えんがな……さっきのルール説明ときたら…ガガッ…少しはオブラートに包んで話したらどうなんだ……?】
「学校長こそ、あれでは小学校のスピーチですよ?」
【………まあいい、くれぐれも気を付けるようにな……ブツッ…】


「…う…?……あれ?僕なんで倒れて…?」
「おややっと起きたんですか?もう騎馬戦も佳境ですよ?」
「ああ…グラウンドが赤いのはトマトジュースのせいなんだ…きっとそうだ…」

(『や、やめろ…やめてくれえ!!…うわああああ!!!』ドグッ!!グチュアア…『すまん高見沢!!俺死にたくねえんだよお!!』ザクドガッ!ガッ!!『キャアアアアーー!!先生ー!!お願い助け…グガァッ!?』ドサ…『土野てめえ何しやがる!俺は味方だぞ!!うわっ?!アブねえだろうが!!』『うるせえ!!お前ムカつくんだよおお!!』『先輩ごめんなさい!あたし先輩のこと割と嫌いでしたーーー!!』ドバン!!ブシュウウウウ……)

「……いやあ、人間関係が出る競技ですねえ〜」
こんな学校にいたら誰だってスサむよ!!
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