〖第一走者、位置に着いてください…〗

「ああ、あれが高屋敷君のクラスの学級委員さんですか?いやあ頑張ってもらいたいものですねえー色々と」
「ねえさっきから冥福とか色々とか何なんですか?!(パーン!!)ねえ何で聞いてくれないんですか?!!」
「煩いですよ高屋敷君、もうスタートしちゃいましたよ。…ああそうだ、あのスタート用の銃ですけど、実弾が出るって知ってました?」
「知らないよ!!犯罪じゃん!!」
「ここは私有地ですから大丈夫ですよ」
「関係ないよ!!うわーんこの学校マフィア屋さんとも繋がってるよー!!」
「…そろそろですかねえ…高屋敷君、そこの無線機取ってくれますか」
「え、これですか?どぞ」
「ありがとう御座います
…あ、高宮先生ですか?安西です……はい………ええ…ランダムパターンDでお願いします、では」
「?」
「ふふっ、見てれば解りますよ」
「見てればって…(ドゴォオオオオオン!!『い、いやぁあああああ!!?』ドバァーーーン!!『ぎゃああああ!!』バシュッ!ドカァーーーン!!チュドォーーーーン!!『きゅ、救急車!!先生救急車…え…な、何を…ぐごああああっ!』)
ひぎゃあああアアアぁぁぁ!!?こここコースが爆発しましたよって言うか何で先生達は救急車呼ぶの邪魔してるんですか?!!?
「正確に言うと第一と第三と第五・六・七コースの順に一メートル間隔でずらして発破しました。呼ぼうとしている生徒を始末しているのは体育祭を中断されては困るからです
えー…っと走っていたのは一年友倉二年高橋…と松本、三年の月沢・佐賀…全員死亡…と
巻き込まれたのが三年大野右足に負傷。へえ?今年の一年生は運が良いみたいですねえ〜」
学級委員長ーーー!!帰りの会で騒いで悪かったよー!!成仏してよー!!!」
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