ガララ


「失礼します。先生こんにちはー。」
「…高屋敷君、顔色悪いですねえ?」
「あーわかりますか?実は具合が悪いんですよ、寒気もするし。風邪かなあ?」
「へえ?じゃあ熱測ってみますか(ピトッ)」
うっはー?!急にオデコくっつけないでください!!気持ち悪い!!」
「気持ち悪い…良い度胸ですね。高屋敷君…」
「やっだなー!そんな事言ってないですってばー先生♪」
「騙されるとでも思ってるんですか?嘘つく子はお仕置きですねぇ〜」
「うわーん!!すいませんごめんなさい!!女装だけは勘弁ですよお!!」
「女装。女装って手もありますね」
「あ…先生は何しようとしたんですか?」
「そりゃあ王道のおしりペンペンですけど?そんなに女装したいなら、女装しますか」
「いやいやいや!…あっ!寒気がひどくなってきた!先生のベッドに寝かせてください。」
「仮病臭いですがしょうがないですね。次は無いですよ」
「はい!今度は女装しますから!じゃないや女装はしません!!」
「何言ってるんですか君は。脳細胞が熱でやられたんですか(ゴトン)はい、どうぞ」
「ありがとうございます。あ、先生も一緒に寝ます?」
「しょうがないですねー。一人で寝れないなんて」
うぶえぇぇ?!本当に一緒に寝る気ですか?」
「嘘に決まってるじゃないですか。いいから早く寝たらどうですか?」
「あ、はい。おやすみなさーい…」
「…さて、何しましょうかねえ……」
「………安西先生…なんか僕具合良くなったみたいなんで起きます…」
「何です急に?遠慮しないで寝てて下さいよ」
「いや、本当に具合良くなったんで!!」
「…ちっ」
「いやだからその聞こえよがしの舌打ち止めてくださいよ!!ちょっとは病人に優しくする気は無いんですか?!」
「そりゃ初めての人には優しくしますよ」
もう訴えられればいいよこの変態教師!!

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