「まったく学校長ときたら…質だけでなく量までとは……」
いやーーーー!!手ごたえが凄くイヤですーーー!!」


「着きましたよ高屋敷君、ラー油汁が無いので私のキョンシーは力の半分も出せないのですが…はやいとこ作動させましょう」
「それより体についてる返り体液何とかしてください!!」


ギャーーー!!?なんか襲ってきますよ先生ー!!」
「おや、君を攻撃対象から外すのを忘れてました」
「早くしてくださワギャーーーー!!


何で前線で戦うんですか安西センセーーー?!
何を馬鹿な、どこにいたって前線ですよ


「刀じゃ拉致があかないですねぇ……よっと」
FA−MAS 5.56−F1 愛称トランペット ブルパップ型アサルトライフルーーーー!!?あんた今どっから出したーーー?!!!


今です高屋敷君、ロケットランチャーを!!
バイオハザードじゃないですよまったくーーー!!


安西センセー!毒ガスがーーー!!
大丈夫です、防毒マスクがありますから
僕の分はーーー?!!


「ふふっ……なかなかやりますねぇ学校長…ですが勝つのはこの私です。生き残るのは私一人で十分ですからね…」
だから僕の分はーーー?!!


先生こっちのキョンシーが少なくなってきましたよぉーー!!
「くっ……こうなった以上、学校を爆破するしかありませんね。高屋敷君、脱出しますよ!!
爆破ぁーーーー??!!


「これだけ離れれば十分ですね。こんな事もあろうかと学校中に爆薬が仕掛けてあります、これでキョンシーは全滅、生き残ったのは私ですから勝負は決まりですね。ポチッとな」
校長(の命)はーーーー?!!





「………ものの見事に全壊しましたね先生…」
「ええ、何も残って無いですねえ…」
「校長も残って無いんでしょうねえ…」
「……………さて、帰りましょうか?送りますよ高屋敷君、もう四時です」
「あの…校長は…?」
「駐車場は爆破して無いんですけどねえー、破片が飛んで無いと良いですけれど」
「あの校長……いいやもう…」


その日の八時、普通に学校は直っていました
校長も元気に良く動いています
やっぱりこの学校は色々マズイと思います。

あ、リコーダーのテストはやり直しになりました。
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