ガララ



「安西センセ…!?(ガララピシャン!!)



ガララ


「何ですか高屋敷君、いきなりやってきて人の顔を見て逃げ出すなんて」
「扉を開けたら肉切り包丁の手入れをしてる人間がいたら誰だって逃げますよ!!」
「そんな事を言われましてもね〜…これから使うのですよ」
「なにに?」
「君を解体するのに☆」
!?!うああああ殺されるーー!!
「あ、高屋敷君お持ちなさい。ちょっと落し物ですよ」
「白い貝殻の小さなイヤリング…って違う違う違うー!!離してくださいなんで僕が解体されなきゃ?!
「いやあ〜それがお弁当を忘れてきちゃいましてねえ」
「だから僕を?!なんで僕を!?購買行けよ!!」
「ですが、私好みの物置いてないですしね」
「焼きそばパンより人肉を!?」
「高屋敷君太腿美味しそうですねえ…子牛の味ですか?」
佐川さん!?離せこのカニバリストー!うあーん!!」
「はっ!泣けば許されると思っているその根性が気に食いませんねえ…取り敢えず殺しましょう」
「いやあー!!」
「ああもう本当お腹空いてきちゃいましたねぇ…まずは腕から」
奢ります!奢りますから!!だから購買ので我慢してくださいー!!」




―【購買部】―


「…高屋敷君、これもお願いしますね」
「買いすぎ。先生あんまりにも買いすぎです、胃の最大量より多いです」
「別に食べませんよ。君の財政が逼迫するように多量に買ってるだけですからねえ」
「学生に!学生になんて非道な事をするんだ!?」
「他人と同じ道は歩きません、他者にとっては道に非ず所が私の道です」
「なにかっこつけてんですか?!ちっともかっこよくないですよー!!」
「それではお会計、お願いします☆」
買うなー!!





「…うー…あんまりです安西センセー!!僕今月小遣いヤバいのに!!」
「まあまあ高屋敷君、パンでも食べて落ち着いて下さいな」
「かえって不安定になります…」
「パン。…パンですか…」
「え?」
「高屋敷君、こんな話を知っていますか?キリストは自分の肉だと言って弟子達にパンを与えた話を」
「…センセまさか」
と言う訳でみなさんお待ちかね!安西聡美先生の【食人万歳!!】の時間ですよ☆
「待ってないし。てか安西先生なんかキモい」
「今回の食材は高屋敷智祐君です。美味しそうですねぇ〜」
みなさんコンニチワ!助手の高屋敷でーす♪
「さて、今日も食人についてのお勉強をしましょう。高屋敷君、何か質問はありますか?」
「えっとぉ、ホントは全然知りたくないんだけどー。食人の歴史について教えてください♪」
「面倒ですので嫌です」
「…」
「第一君に教えた所で、二歩歩けば忘れるでしょう?」
「…泣くよ?」
「お好きにどうぞ」
「……くすん」
「さて、そんな鶏以下の記憶力な高屋敷君。カニバリズムというものを体に教えてあげましょう」
「ひっく…ぐす……え…?…どういうこと?」
「身に染みなければ覚えませんものねえ〜…」
うわああああああ!!なんですかその肉切り包丁はー!!?
「それでは美味しく頂かせて下さいな、ステーキ君☆」
「もう肉扱いかようッギャああアアああああああアァァぁぁぁーーーー!!!!












(…ボゴキッッ…ゴ…ゴツ、ゴッ…ゴキグシャ!!ブチ…ブチブチブチチ……ベキ、ベキョ…ピチャ……ビシャベド…グチ………ペシャ…ネチャグチョ…ズル…ズブズブ…ズボ、ネチョ……クチ…ベギン!………ガリ………クチ、クチャクチャクチャクチャクチャクチャピシャペチャヌチャグチャクチャクチャクチャクチャムチャネチャクチョクチャピチャぺチャネチャクチャヌチャクチャクチャクチャクチャクチョクチョクチョピシャペシャクチャグチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ)









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