「さて……目も覚めた事ですし、ご飯食べに行きましょうか。高屋敷君?」
「う…うう…ちょっと上に乗った位で…蹴り飛ばす事無いじゃないですか安西センセー…ていうかもうお昼です!!」
「私より上に立とうなんて数万年早いんですよ。いいから行きますよ」

「はい安西先生、あーんして下さい♪」
「何考えてんですか高屋敷君、キモいですよ」
「自分は嬉々としてやるくせに!!いいじゃないですか僕がボケたって…」
「私は良いんですよ」
「何が良いんですか?!っていうか、こんな高そうな店はいるなんて…まあ先生のことですからどうせお金はあるんでしょうけど」
「いえ、さっき旅館で紹介して貰ったので、タダですよ」
「いやだからどっからそのコネが手にはいるんですか?!!」
「まあいいじゃないですか、おいしいでしょう?」
「おいしいですけど…安西先生と一緒だと食べてる気がしないです」
「外に放り投げて私だけ帰っても良いんですよ?」
「謝ります!!」
「それはそうと、昨日はよく眠れましたか高屋敷君」
「いや先生がフルーツ牛乳に入れた睡眠薬のせいでこれ以上ない位ぐっすりでしたよ!!?」
「昔は目薬とか入れたものですけれど…そうそう……君が寝てる間にいたずらしちゃったんですよねえ…気付いてました…?」
「え゛…な、なんですか意味深な…何したんですか?」
「ふふっ…可愛かったですよ?高屋敷君☆」
何したんですか一体ーーー?!!
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