「…ん……んー?!うああ!!もう10時!!遅刻するー…っていや、休み休み。…安西先生ー朝ですよー!!」 「……」 「安西センセー?朝ですよー!!起きてくださーい。」 「……」 「先生!先生ってば!!朝です!!あ・さ・で・す!」 「……」 「え?生きてます…よね?センセー!!!(ペチペチ)」 「……!?(ドスッ)」 「ドゥブォッ!!せ、先生のキック力凄過ぎ。ちょっと先生、起きてるんですよねー?」 「…くかー…くかー…」 「僕を蹴っといて寝てるよこの人!!先生ぇー」 「……」 「だめだ。寝起き悪すぎですよ安西センセー…その割に寝相いいなあ、羨ましい」 「……さっきからグダグダグダグダ…ウザったいですよ高屋敷君……」 「起きてんじゃないすか!!もー早くご飯食べ行きましょうよー昨日フルーツ牛乳しか口にしてないですよ?」 「…すかー……」 「あれ?センセー?」 「…ちっ…喧しい子ですね君は…」 「ひ、非道いなこの人…先生ーお腹空きました!!ご飯食べに行きましょうよ?」 「食べる気しません。君一人で行ってくればいいじゃないですか?」 「う…僕は先生と食べたいんです!!もうナンパされるのは勘弁ですよー…ほら行きましょう!!」 「…すかーすかー……」 「ん、もうっ!!本当に寝起き悪いですね!!上乗っちゃいますよ先生!!?」 「…くー…」 「…よいしょ(ドサ)」 「…くやー……」 「うっわー全っ然効いてない…これだから腹筋が有る人は…」 「……というよりそんな事して後でどうなるか…解ってるんでしょうねえ?…くかー……」 「しまったーーー!!後悔先に立たずだよチクショー!!」 |