「安西センセーこんにちわー!(ボゴグチャ)ってあがあ?!!(…ドサ)



う…あれ、僕なんで…

ああ、思い出しました

確か安西先生に鈍い器と書いて鈍器で殴られて気を失ったのです

僕の人生、気絶し過ぎと思うのですがどうでしょう?


「やっと起きたのですか高屋敷君?」
「自分で殴っといてなに言ってんのさ?!頭ガンガンするー!!」
「まあまあ、そんな事よりも高屋敷君、ちょっとこの鏡を覗いて御覧なさい?」
「はあ?血でも出てんです…か……え?なんじゃああこりゃああ?!?
「似合ってますよ、ネコ耳☆」
「うわあああ!?尻尾まで!?ととと取れないまさか移植したんですか?!!」
「いえ、遺伝子レベルでの改造を…」
より一層悪い!!ちょ、戻るんですよね?戻りますよね安西先生!?!」
「さあ…どうなんでしょうねえ?」
「いやああああー!!」
「ノミ取ってあげましょうか?」
「いないよ!寄るな変態!オタク!!萌物論者!!!」
「残念ながら私にそんな属性はありませんね〜…ではこれを」
わあいマタタビだあ!!
「んー…良い子ですねえ高屋敷君、千切れそうに振っている尻尾が可愛いですよ」
「くださいセンセください!!ねえいじわるしないでちょうだいよぉー!!」
「痛いですよ高屋敷君。引っかいちゃいけません、スーツが破れてしまいます…あ」
「あぐあぐ…」
「噛んじゃ駄目ですよ…ああヨダレが」
「あぎあぎ、早くください」
「悪い子ですねえ…あげません、お仕置きしなければ。ほら、水入りペットボトルですよ」
「わー!?わー!!キラキラするー!!」
「要らなくなったCDはどうです?」
「まぶしい!まぶしいから止めて安西センセー!!」
「ははは、面白いですねぇー…どれどれ、肉球の方は…」
「付いてないよ!!」
「おやおや、本当ですねえ…これでは化粧パフに出来ないではありませんか」
「梶井元治郎はもういいよ!!」
「切符切りが丁度ここに…」
「いやあー!!」
「あれも嫌これも嫌…それではこれしかないみたいですね〜…」
「え…このでかい機械なんですか……?!?まさか!!」
「ふふっ、電子レンジに猫は基本ですよねぇ☆」
うわああああぁぁぁー!!閉めないでください安西センセー!!!

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